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TAKESHIのつぶやき

過去の経験は無駄じゃない

浜松市北区の個別指導英語塾、「いいがみ英語塾」のTAKESHIです。アイスコーヒーがピッタリな季節になってきました。コーヒーが好きなのに調子に乗って2杯飲むと夜寝られないくらいカフェインに弱いです。でも飲みます。

今日は私が大学時代に通っていた専門学校のお話をしようと思います。声優やナレーターの養成所に大学2年時に通っていました。中学の頃から志していた声の仕事に就きたい。その想いだけで上京したくらい当時の私は無謀でした。

専門学校ではプロの声優の方々が講師として指導に携わっていました。厳しい指導を受けましたが、その中でも青木和代さんの指導で話されていたことが今も記憶にはっきり残っています。

青木和代さん、ご存知でしょうか?先代のジャイアンのママを演じていました。あと、ドレミファ•どーなっつの空男くんもですね。すごい経歴です。演技についての指導も鋭さがあり、私はいつも男らしさが足りないと指摘されて頭を悩ませていました。

指導の中で青木先生は、演技をするために必要なのは良い声よりも良い耳だと仰っていました。相手の声に意識を向けておくことで演技を合わせていく。このチューニングが上手いと演技が成立していく。声だけで全てを演じる仕事です。当時の私は良い声が出たらそれで大丈夫だと思っていたので、耳を使うことの大切さを知ったときは大きな衝撃でした。

専門学校は1年通って終わりになってしまいましたが、今私が全力で取り組んでいる英語を教える仕事でも、あの頃のように耳を使うことを意識しています。私の耳は生徒の発音を確認するためでもありますが、1番大切にしたいのは生徒の気持ちに寄り添っていくこと。どの生徒も毎週同じ気持ちで来ることはありません。生徒ひとりひとりの心の機微を耳で感じ取る。その時の生徒に1番の私でいられることを常に意識するようにしています。

あの頃目指していた声優やナレーターにはなれませんでしたが、練習してきたことは今の私にしっかり役立っています。目の前にいる生徒の気持ちを大切にする。一生懸命英語に取り組む生徒との会話の中で、私の声をしっかり届けたい。そんなことを思いながら日々レッスンをしています。だからでしょうか、レッスンが終わって帰る時の生徒の表情は明るさがあります。嬉しいですよね。私もその笑顔に救われています。

私自身が常に大切にしていきたい「耳」のお話でした。

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