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TAKESHI流 英語学習

英語学習がうまく進まないを考える

浜松市北区の個別指導英語塾、「いいがみ英語塾」のTAKESHIです。真夏日が続いていますね。暑さに負けない体力を作るためにジムで泳いでいます。600〜800メートル程度で切り上げています。続けられる距離で泳ぐことが継続のコツですね。

今日は不器用な私が英語学習の初期にやらかした失敗についてお話します。自信が無かった自分をなんとかしたい…。そう思って24歳から英語学習を始めました。「嫌い」から英語が始まっています。今でこそ英語と仲良くなっていますが、英語が嫌いだから扱い方が分からず学習が上手く進まないことが多々ありました。特に自分の中でどうしても越えられない壁がありました。リスニングです。リスニングだけ何をやってもできるようにならない。どれだけやっても伸びる兆しがない。落ち込む日々が続いていました。ただ、当時の自分を振り返ってみると上手くいかないのは当然でした。3つほど思い当たる問題がありました。

①英文の意味を考えないで音読していた。

英語学習を再スタートした時に1番最初に取り組んだのが発音でした。英語は嫌いでしたが英語の発音を練習するのは嫌ではありませんでした。もともと日本語の発音をトレーニングしてきたこともあり、喉の使い方や口の開き方を練習することに抵抗が無かったからです。声優やナレーターを目指してきた経験を英語の発音トレーニングに生かすことができてよかったです。数ヶ月かけて発音にこだわって練習した結果、発音だけにこだわる私がいました。私が不器用だからだと思いますが、英文の意味をまるで考えずに音だけが口から出ていました。「発音できる単語は聞き取れる」とよく言われますが、意味がわかっていなければ音がわかっても聞く力や読む力は全く伸びません。1年近く無駄な時間を過ごしてしまいました。

②同じ素材を使ったトレーニングの量が足りなかった。

今では単語集の例文を50周するくらい1つの教材にこだわっていますが、当時は1つの素材を繰り返し音読することが全くできていませんでした。ちょこっとやったらすぐに次のリスニング素材に移っていました。聞く力を伸ばす方法がまるでわかっていませんでした。内容的にも文法的にも理解できている「正しく読める文」で音声を使って徹底的に音読する。聞くことに苦手意識がある人はリスニングの伸びを感じるまで時間がかかります。私がそうでした。がむしゃらに英語を頑張るとしても努力の仕方や内容が大切ですね。

③背伸びして難しい教材を使っていた。

自分のレベルにあった素材で英語学習をしなかったことも成長を妨げる原因になっていました。英語の再学習を始めた時、いきなり英検準1級を目指すことにしました。当時の英語力を考えると目標に無理がありました。TOEIC200点台からのスタートでしたし、中学文法と英検3級レベルの単語から復習するのが正しかったと思います。背伸びしたかった私は生意気にも英検準1級レベルの単語集からスタートしていました。なかなか覚えられずに気持ちが沈む日々が続いていました。もっと基礎的な単語から覚えていくことが大切でした。

英語学習を効率よく進めるためにスクールに通ったこともありましたが、長続きしませんでした。今もあまり変わりませんが、私は人のアドバイスを素直に聞けません。特に英語学習に関しては一生やると決めていたので成功も失敗も自分で検証して確かめたかったです。遠回りばかりで失敗の多い私の英語学習。今も相変わらず効率の悪いトレーニングをしています。英語学習をサポートする私自身が実験台です。一緒に頑張る生徒のみんなは私が今までやってきた中でこれは合うと思えるトレーニングを提案しています。失敗から学んだことを生かしたレッスンが私の強みの1つになっています。

これからも変わらず自分の性格と向き合って英語学習を進めていこうと思います。

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